天然ちゃんとツンデレ君


由奈side

ルンルンル〜ン、ランラ ランラ ラ〜ン

電車、楽しかった〜!!

電車を降りてもう一度あの改札というところを通れば
目の前には、これから私達が通う

『朝日ケ丘高校』

の正門が見えていた。


「おー、結構おっきいのな」

「ねー、たくさん人もいるし・・・」


蓮が思わず声を漏らた。
それにつられるように私も思ったことを口に出した

私達が通っていた中学校とは比にならない大きさ

そして、私達と同じまだ新しい制服を着て
正門の横で掲示板を見ている新入生

クラスに行こうとしても掲示板は見れない
さらに前に進むこともできない

まさにどうしようもない、そんな現状になってしまったのだった


「・・・はぁ、しょうがない。
俺が見てきてやるから絶対そこ動くなよ」

蓮がそういい目の前の人混みに飲まれていった

しばらくするとちょっとクシャクシャになった
蓮が人混みの中から出てきた


「・・・あ、蓮!」

「・・・はぁ、ちょっと疲れた」


疲れた顔でヨロヨロと私のとこまで来たと
思ったら側にあった桜の木の下にしゃがみ込んだ


「で、蓮。クラス分けはどうだったの?」


私がそう聞いたら、蓮がニヤッと笑った


「・・・俺らは1年B組。由奈、一緒のクラスだ」


う、うそ・・・

やったーーー‼︎‼︎

思わず声を上げて叫びそうになった

実はこの学校の様子を見たとき、
蓮と一緒のクラスになるのは難しいと
密かに諦めていたのだった

でも、まさかのまさか。
だから、その分喜びも大きかった


「よし!蓮!早くクラスに行こう!!」


私は蓮の手を引いてハイテンションのままで

クラスへと向かった

< 7 / 9 >

この作品をシェア

pagetop