只今上司がデレデレちゅぅ!!〜溺愛上司に愛されて〜
夜中に目覚めて酔いが冷めている。

「変な時間に起きた…」

桃歌はゆっくりと体を起こした。

「お水、飲も」

リビングの電気をつけてキッチンに行く。

ソファーに座って携帯を開いた。

「あ、会社…」

平日ということを忘れていた。

桃歌は着替えを持ってお風呂場に向かった。

いつもより気が重く感じる。

風呂場の鏡で自分の顔を見た。

血色が悪いのが良く分かる。

桃歌は夜中のうちに美羽に連絡を入れた。

「朝になったら、連絡しよ…」

桃歌はまたベッドに横になる。

目を閉じると自然に眠りについた。

目が覚めたのは日が昇った後。

携帯の電源をつけると、美羽からのメールが何通か入っていた。

「あ、連絡忘れた」

電話を入れようとしたら、

ピンポーン…

玄関のチャイムが鳴った。

「はーい」

玄関のカメラを見ると響輝が袋を持って立っていた。
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