俺様社長はウブな許婚を愛しすぎる
だけど彼のシスコンぶりは相変わらずのようだ。
そもそもおかしな話だ。灯里ちゃんと健太郎さんは結婚していて、常にふたりっきりでいるというのに。
子供じみたことを言い出す和臣さんに、灯里ちゃんは頭を抱え込み、健太郎さんはまた必死に笑いを堪えている。
本当、和臣さんらしい。
でも今日は私のために色々考えてくれたんだもの。それに誕生日を灯里ちゃん夫妻に祝ってもらえたら嬉しい。
「わかりました、いいですよ」
だからこそ了承したものの、灯里ちゃんと健太郎さんは途端に慌て出した。
「千和さん! なにを言ってるんですか!」
「そうですよ、こんな日に! ふたりでゆっくりお過ごしください」
そんなふたりに伝えた。
「本当に私なら大丈夫だから。それに私、誕生日は大勢の人にお祝いしてもらえた方が嬉しいし」
「千和さん……」
「だからよかったら一緒に行こう」
そう言うとふたりは顔を見合わせた。いまだに迷っている様子。
すると私たちのやり取りを見ていた和臣さんが、信じがたいことを言い出した。
そもそもおかしな話だ。灯里ちゃんと健太郎さんは結婚していて、常にふたりっきりでいるというのに。
子供じみたことを言い出す和臣さんに、灯里ちゃんは頭を抱え込み、健太郎さんはまた必死に笑いを堪えている。
本当、和臣さんらしい。
でも今日は私のために色々考えてくれたんだもの。それに誕生日を灯里ちゃん夫妻に祝ってもらえたら嬉しい。
「わかりました、いいですよ」
だからこそ了承したものの、灯里ちゃんと健太郎さんは途端に慌て出した。
「千和さん! なにを言ってるんですか!」
「そうですよ、こんな日に! ふたりでゆっくりお過ごしください」
そんなふたりに伝えた。
「本当に私なら大丈夫だから。それに私、誕生日は大勢の人にお祝いしてもらえた方が嬉しいし」
「千和さん……」
「だからよかったら一緒に行こう」
そう言うとふたりは顔を見合わせた。いまだに迷っている様子。
すると私たちのやり取りを見ていた和臣さんが、信じがたいことを言い出した。