【完】溺愛彼との甘いお泊り
ちゅっと、唇に触れるだけのキスをしてくれた。
優しいキスを。
「ねぇねぇ、お母さん。お姉ちゃんたち何しているの?」
「青春しているの」
「青春?何それ」
「いつか、わかるわよ」
小学1、2年生くらいの男の子が興味津々で私達を見てくる。
子供に、悪いところ見せちゃったかな?
顔が、徐々に熱くなっていく。
「顔があかいぞ? そんなに気にすることか?」
「恥ずかしいの! はるのバーカ」
「怒るなって、バカなのはそっちな」
楽しそうに、笑っている。
けど、こんなに楽しい。