和泉くんの考えてることはわからない。
「花宮の相手ができるの、お前くらいだろ?」
「…どこを見てそう思ったんですか」
先生に勝手に指名された和泉くんは、それはもう不機嫌で。
和泉くんと一緒にクラス委員が出来るという思いがけない奇跡に喜びながらも、後からその怒りの矛先が私に向くと思うと恐ろしかった。
「どうしてくれんの、花宮さん」
「ご、ごめんなさい…!!」
案の定、放課後の今私の目の前にいる和泉くんは、不機嫌マックス。
あれから他の委員も先生と目が合った順に強制的に決められ、クラス委員に決まった私達は放課後の作業に駆り出されている。