白馬に乗った上司様!?
「そんな事ないよ!実際、売り上げにはほとんど関わってないし、たいした成果も上げてないし」

「当然です。先輩の仕事は基本的に営業アシスタントなんですから売り上げに直接関係したりしませんし、目に見えた成果が上がるわけないんです」

「でも‥‥」

「あー、もうっ!なんかスッキリしないからご飯行きましょ。勿論、千草先輩の奢りですからねっ。ほら、行きますよ!」

「う、うん。勿論、奢る!」

何故だか急に怒り出した緑ちゃんに引っ張られるように帰り支度を急ぐ私は、翌日からどんな展開に巻き込まれるのかちっとも考えていなかった。















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