ドキドキ同居しています
「ちょっ、ちょっと!智沙!理乃!
待って~~!」

智沙と理乃の姿はもう見えない。


脚立に乗ってた私は慌ててバランスを崩して。

真横にいた瀬名くんが、落ちてくる私の下敷きになって助けてくれた。


「ごっ、ごめん!瀬名くん」

急いで離れようとすると、下にいる瀬名くんが私を抱きしめてきた。


「こういうチャンスがあるかと思って、同じ委員になった甲斐があったよ」


え!?それって……。
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