霧幻哀歌ー君と過ごした10 DAYSー



良い大学に行くために一生懸命勉強して、記録を出すために部活をやって、世間の目を気にしながら毎日の生活を送る。


幕末のように周りを気にせず自分のやりたいように生きられたら良いのに。


私は何のために生きてるのだろうか。


『柚子っっ!朝ごはんできたわよ!!』


「今降りるっっっ!!!」



一階と二階で大声で会話をする私とママ。


きっとお隣さんには丸聞こえだろうな。


なんて思いながら下に降りた。



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