霧幻哀歌ー君と過ごした10 DAYSー




「はて、ここは一体……」


私は今室内にいるということは分かる。


でもどこなのか分からない。


昨日来た天然理心流試衛館とはまた違う。


勝手に人様の家に上がり込んだら失礼だし、取り敢えず外に出よう。


そう思い玄関を探すがそれすらもどこにあるのかわからない。


しばらくグルグルと徘徊しているとガシャンッッッという何かが割れた音が聞こえた。


後ろを振り返ると綺麗な女の人が腰を抜かしていた。


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