どっちが年上だか分らない

土日が休みということもあり週末は気持ちが軽くなるのに
今日に至っては重い
とうとう見合い相手と会う日になってしまった
仕事をするペースも自然と落ちる
未沙子には翔ちゃんに話したことを話すととりあえず安心していた
でも待ち合わせ場所までは一緒に着いてきてくれるという
それだけでも心強い

前もって会う場所は聞いていたので思い足取りで待ち合わせ場所に向かう
何でこんなことになっちゃったんだろう

ようやく待ち合わせ場所のホテルに着いた
未沙子は向かいにある喫茶店で待っていてくれることになっている
私は1人ホテルに入っていった

ホテルのロビーには沢山の人で溢れていた
しかしどの人が藍島さんなのかは分らない
うろうろ歩いていると

「南雲水城さん」と声をかけられた

「貴方は?」

「初めまして藍島博人です、本日は来ていただいて有難うございます」

「初めまして南雲です」とアタマを下げると

「ここでは話せないのでこちらへ」とレストランに案内された

レストランに入ると眺めのいい窓際の席に案内された

「好きなモノを頼んでください」

「私は水だけでいいです」

「そう言わずに」

「いえホントに、話をしたらすぐ帰りますので」
そう言うと藍島さんはアルコールだけ注文した

そしてスタッフが席を離れると「さて」と彼が話し始めた


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