社長は今日も私にだけ意地悪。
「ああ、そうだよ。うちのマネージャーの方針でな。今は恋愛よりも音楽を重視する時期だし、スキャンダルとか起こさない為にも、しばらくメンバーの恋愛を禁止するって言われたんだよ。アイドルじゃあるまいし、それどうなんだって気もしたけどな」
しかも、自分は彼氏とラブラブなくせして。どこの誰と付き合ってるのかは知らねえけど。
そんなマネージャーの顔を頭の中で思い浮かべながら響 涼太の質問に答えると、こいつは、
「ふうん。良いマネージャーに担当してもらっているんだな」
と返してきた。
「え?」
「君達の成功と、君達の未来が輝かしいものでありますようにと強く願っているのが伝わってくる方針だ」
俺達のことを……。
そうだな、あのマネージャーはいつだって俺達のことで必死になってくれている。
恋愛禁止だって、本当は何の不満もないんだ。
「お待たせ〜。紅茶あったよー!」
にこにこしながら再びリビングにやって来た広香は、テーブルの上でいそいそと紅茶の用意をし始める。
「二人で何話してたの?」
広香が、俺と響 涼太の顔を交互に見やりながらそう尋ねてくる。
「木崎くん、彼女いないんだって」
「おいコラ、てめえ! そんな話してねえだろうが! いや、したか……」
本当に腹立つ男だ、響 涼太。
だけど、広香がこいつを好きになった理由も、ほんの少し……わからなくはない。
しかも、自分は彼氏とラブラブなくせして。どこの誰と付き合ってるのかは知らねえけど。
そんなマネージャーの顔を頭の中で思い浮かべながら響 涼太の質問に答えると、こいつは、
「ふうん。良いマネージャーに担当してもらっているんだな」
と返してきた。
「え?」
「君達の成功と、君達の未来が輝かしいものでありますようにと強く願っているのが伝わってくる方針だ」
俺達のことを……。
そうだな、あのマネージャーはいつだって俺達のことで必死になってくれている。
恋愛禁止だって、本当は何の不満もないんだ。
「お待たせ〜。紅茶あったよー!」
にこにこしながら再びリビングにやって来た広香は、テーブルの上でいそいそと紅茶の用意をし始める。
「二人で何話してたの?」
広香が、俺と響 涼太の顔を交互に見やりながらそう尋ねてくる。
「木崎くん、彼女いないんだって」
「おいコラ、てめえ! そんな話してねえだろうが! いや、したか……」
本当に腹立つ男だ、響 涼太。
だけど、広香がこいつを好きになった理由も、ほんの少し……わからなくはない。