キミはずっと、かけがえない人



「いつもしていることを風呂でするだけじゃん」

「お風呂でヤる意味ないから」

「いつもと違う場所でヤると、またいいかもよ?」

「そんな訳ないでしょっ」

「まぁまぁ、いいじゃん。とにかく入ろう」

「ちょっと、のぼせるってばぁー」



散々文句言ったのに、結局ズルズルと連れて行かれてしまった。

それでも渋っている私をよそに、私の服を脱がしていく。

止めようとするけど、体中へのキスで大人しくなってしまうんだ。

本当に信じられない。

入るまでに色々と手を出してきて、時間がかかった。

たかだか、触れるだけじゃない。

1度、のぼりつめてしまった。



「入る前に、ありえない」



息も切れきれに彼を睨み付けるけど、彼は満足そうだ。

立ち上がれない私を、ひょいっと持ち上げてお風呂に入る。



「ちょっと、おろしてよっ。危ないって」

「だって、立てないだろ。じっとしてれば危なくないって」




< 132 / 210 >

この作品をシェア

pagetop