キミはずっと、かけがえない人



「でも、重いでしょ」



今更だけど、私はどちらかと言えばぽっちゃりの部類だ。

だから、今までこうやって持ち上げられたことなんてない。

ましてや、お姫様抱っこなんてされるとは思っていない。



「まぁ、重いね」

「ちょっ!じゃあ、おろしてよっ」

「こら、暴れるなって。そっちの方が危ない」



それは分かっているけど、重いって言われてそのままなんてありえないでしょ。

だけど、私がいくら言ってもそのまま。

お互い、裸なのに。



「やっ、冷たっ」



ようやくおろされたのは、浴槽のふちだった。

まだお湯も出てないから、浴室自体が冷たい。



「ちょっと待って。今、湯を出すから」



そう言ってお湯を出すけど、片方では私の胸を揉んでいる。




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