エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
「峰岸さんって、なかなかガッツがあるよね。今まで俺の周りにはいなかったタイプだよ」
背筋をスッと伸ばし、きちんと私の目を見て口を開く彼は、口元を少しだけ緩める。
「そう、ですか?」
それは褒めてもらえているの?
「うん。ごめんね。ちょっと友人を待たせているんだ。失礼するよ」
プライベートな時間なのに、唐突に声なんてかけるべきじゃなかったかも。
少し反省しながら小さく頭を下げると、彼は車に乗ってしまう。
「頑張って」
けれども次の瞬間窓が開き、一ノ瀬さんはにっこり微笑んでくれる。
よかった。怒ってないみたい。
それからすぐに行ってしまった車が見えなくなるまで頭を下げ続けた。
「あっ、奈央……」
奈央に詳しい説明もせずに飛び出したから、びっくりしてるかも。
ううん、呆れてるわ、きっと。
私は彼女にお説教を食らうことを想像しながら、けれども、一ノ瀬さんとまた会話が交わせたことがうれしくて自然と笑みがこぼれた。
背筋をスッと伸ばし、きちんと私の目を見て口を開く彼は、口元を少しだけ緩める。
「そう、ですか?」
それは褒めてもらえているの?
「うん。ごめんね。ちょっと友人を待たせているんだ。失礼するよ」
プライベートな時間なのに、唐突に声なんてかけるべきじゃなかったかも。
少し反省しながら小さく頭を下げると、彼は車に乗ってしまう。
「頑張って」
けれども次の瞬間窓が開き、一ノ瀬さんはにっこり微笑んでくれる。
よかった。怒ってないみたい。
それからすぐに行ってしまった車が見えなくなるまで頭を下げ続けた。
「あっ、奈央……」
奈央に詳しい説明もせずに飛び出したから、びっくりしてるかも。
ううん、呆れてるわ、きっと。
私は彼女にお説教を食らうことを想像しながら、けれども、一ノ瀬さんとまた会話が交わせたことがうれしくて自然と笑みがこぼれた。