エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
「そうだったのか。すまなかったね。彼女はとても優秀な部下なんだ。ストイックすぎて、一度決めたことはなかなか曲げないのが、彼女の長所でもあり、短所でもあるんだけど……」
あの鋭い眼光。たしかに仕事はできそうな人だった。
「話を戻そうか。それで、どんな会社なのか気になりだして、秘書に調べさせたんだ。申し訳ないんだけど、峰岸織物さんは知らなくて」
「当然です」
ブランピュールは、八年ほど前に一ノ瀬社長が立ち上げ、あっという間に急成長した会社だ。
峰岸織物は、昔からあるアパレルメーカーの中では有名だが、最近のメーカーには知られていない。
でも、調べたって、なにを?
「営業経験なんてないのに、お父さんが亡くなられて、先頭に立って頑張っているんだね。大変だったでしょう?」
「はい。……あっ、いえ」
つい本音がポロリと漏れ、口を手でふさぐ。
あの鋭い眼光。たしかに仕事はできそうな人だった。
「話を戻そうか。それで、どんな会社なのか気になりだして、秘書に調べさせたんだ。申し訳ないんだけど、峰岸織物さんは知らなくて」
「当然です」
ブランピュールは、八年ほど前に一ノ瀬社長が立ち上げ、あっという間に急成長した会社だ。
峰岸織物は、昔からあるアパレルメーカーの中では有名だが、最近のメーカーには知られていない。
でも、調べたって、なにを?
「営業経験なんてないのに、お父さんが亡くなられて、先頭に立って頑張っているんだね。大変だったでしょう?」
「はい。……あっ、いえ」
つい本音がポロリと漏れ、口を手でふさぐ。