Lingerie
そりゃあ「誰?」なんて一言も出てしまう物なのかもしれない。
そんな理解納得は一瞬の事。
驚き困惑している彼女には申し訳ないけれど、
「すみません。我慢の限界なので触りに来ました」
うん、こっちももう限界なんだよ。
どんだけ待たせてるんだよ。
そんな衝動のままに躊躇いもなく驚愕で不動になっていた彼女を抱え上げる。
軽いだろうと思っていた身体は自分の予想よりも遥かに軽くて少々驚く。
つくとこはついてるのにな。なんて見た目と比例しない体重に疑問を感じている最中彼女の口から突いて出たのは、
「こんなイケメンだとか聞いてない!詐欺っ!」
えっ?いやいやいや、自分で『俺イケメンなんだ~』とか言ってお披露目しないでしょ?
したらムカつくでしょ?
俺だったら自慢してきた顔殴る。
ってか……言動が無茶苦茶で…可愛い。
そうか、そうなのか。
こうして突き崩してしまえば感情的で無防備な愛らしさがあるんだな。
……ますます……ハマるわ。
可愛い。
美人だとかそういう意識はまるでない。
とにかく……可愛い。
好き。
触りたい。
そんな衝動に突き動かされるままだ。
抱えていた彼女を寝室に連れ込むとベッドに下ろし、邪魔だと言わんばかりに彼女の体に巻きついているタオルに手を伸ばす。