Lingerie~after story~
言われた言葉に素直に反応した私の心情と言えば、早速にこの後の時間に生かそうだなんて事を考えていた最中で。
それを見事読み取っていたらしいイズミが方眉を下げて笑いながらこちらを振り返り私の頬を一撫で。
「……あんたはカッコイイ向きじゃないのよ。言ってるでしょ?私も九条もあんたに感じるのは『可愛い』なんだから」
「っ……」
「他の赤の他人の印象を守るより、もっと身近であんたをよく見てる人間からの印象の方が確かだと思わない?」
思……う。
思うけどもさ…、その……。
何でだろうか……。
見つめてくるイズミがイズミなのにどうもイズミに感じなくイケメンで……。
……自分でもよく分からなくなってきた。
なんでいきなりこんな意識したような感覚に陥ったのか。
こうして真正面から見つめられたり可愛いなんて言われる事は日常茶飯事だ。
今までは『ハイハイ』で流せた空気がどうしてか今この瞬間はスマートに流せなくて。
何が違うんだろ?
私の心持?
着せ替えをされると同時に持ち合わせていなかった余計な乙女心までオプションで着つけられた?
でも、それだけじゃなくて……、なんて言うのか……私がどうとかって感じじゃなくて……。
イズミの目が……。