Lingerie~after story~
「ほら、そろそろ言ってたダイニングレストラン行きましょ?今から行けば予約の時間に丁度いいもの」
「はっ?……予約までは私してないけど?」
「そうだったみたいね。相変わらず抜けてるわねえって確認の電話した時に思ったわよ」
「っ………」
ちょっ……、本当に待って……。
「ほら、まあた一人だって勘違いされないようにちゃんと引っ付いて歩きなさいよ」
だから…ねえ……、
「っ……イケメン、」
「今更ねえ。私はいつだって磨きをかけたイケメンのつもりよ?」
知らなかったの?と、クスクス意地悪に笑って柔らかい力で私を引導する姿にさすがに熱が上って赤面状態。
だって、だって、なんかイズミが私なんかにイケメンの無駄遣いするから!!
こんな風に手を繋いだり、さりげなく予約してくれたりさ……。
まるでさ……イズミとデートしてるみたいで落ち着かないんだけど?
いやいや、落ち着くのよ寧々。
あくまでもこれは迷子防止、予約だって私のおまぬけをカバーしたに過ぎないんだから。
勝手に過剰に意識してワタワタするな!と、ようやく落ち着きを見せた時には目的のレストランがあるホテルの前なんていう時間のかかり具合だった。