Lingerie~after story~



「っ……ふ、二股反対っ!!」

「…あっ?」

「九条くんが私にも本気だって言っても…わ、私はそういうの無…」

「俺の言い訳一言で終わるよ」

「……へっ?」

「あれ、俺の母親」

「…………」

は、は、お、や?

ははおや?

あれ?ははおやって……私が知ってる母親ってやつですか?

そんな間抜けな混乱が生じる程『母親』ワードと記憶にある姿が一致しないというのに。

対面する姿と言えば淡々サラリ、

「ミモリさんが誤解してるのって長いブロンドの童顔ドーリーガール的な人でしょ?」

呆けてはいても条件の一致にコクコクと頷きそうだと肯定する。

そんな返答にもまるで動じる事のない声音は言葉を続けて。

「童顔だけど……近くで見れば肌の張りは実際の若さには負けると思うよ。多分遠目にしか見てないんじゃない?近づいてみればすぐに分かるよ?俺のこっちの目と同じ水色の両目してるしあの人」

「っ……ちょっ…えっ?待って……苦しい言い訳とかじゃなく本気であの美少女的な人が九条くんの……」

「美少女に見えて実年齢42の俺の実母ですけど?」

「っ……若い!!いや、あれっ?あの見た目で42なら逆の反応っ!?でもでも、九条くんが26だから……」

「あの人16で俺産んでる」

「っ………ガチでお母さま…ですか?」

「だから、そう言ってるじゃん。あの人海外拠点で生活してるからスキンシップも海外寄りであんなキスも日常茶飯事の挨拶なんだって。今日は久々突然気まぐれ帰国してきたの」

「っ……………」

「…………で、………誤解は?まだ疑うなら本人連れて来て免許書からパスポートから見せつけようか?」

「っ……大丈夫です……とけ……まし…たぁぁぁぁ」

あああ、コレ本当にヤバい!

死にたいレベルで物凄く恥ずかしい誤解しずぎて私が被爆だ!!

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