Lingerie~after story~
最悪だ……。
知られたくないと必死になって自分で痴態をぶちまけてどうする。
取り返しのつかない自分の発言に冷や汗と発熱はどっちがより強く上回るのだろうか。
『触ってたの?』なんて確認の響きには耐え切れないとソファに顔を埋めてしまって、そんな自分の対応は見事問いかけに肯定を示すものであったというのに。
「……ふーん、」
「っ……」
「そうなんだ」
「っ~~~そっ……そうだよっ!!悪いっ!?ごめんね痴女で…っ…んん___!!?」
ああ、もうこうなったら自棄くそだ!!そんな勢いで半泣きの赤面に無理矢理な逆切れの憤りをはっ付けて、勢い任せに埋めていた顔を持ちあげたというのに、
「っ~~ふっ…うんんんん~~」
「あらあら、妬けちゃうくらいガツンと濃密ね」
そんな背後から飛んでくるイズミの言葉なんて入り込んだ傍から抜けていく。
普通であるなら羞恥を抱く突っ込みであるのに、今はそんなものに意識を走らせる事が出来ない。
……出来なく…されてる。
噛みつく様な、貪るような九条くんからのキスで。
顔を上げた途端にすかさず顔を寄せられ息苦しさを与えられた。
えっ?と思った時には彼の呼吸を吹き込まれ、追って入り込んで来た舌にこれでもかと自分の口内を荒らされている。