Lingerie~after story~
そんな事出来るわけない。
そう思う思考すら…ほら、
「……見せて」
「っ……」
しっとりとおねだりの様に重なってきた唇に貪られて残るのは本能ばかりだ。
促されるままに、そろりと指先這わせた自分の肌は熱い。
理解出来たのはそれが精一杯で、ただひたすらに訳の分からない熱と九条くんの妖しさに煽られるまま。
露出している肌を滑り、薄い布地の上からいつもされるままを模して触れてみれば、胸の奥から焼けて焦がれる感覚に陥る。
さすがにこれは痴態でないのか。
そんな思考が羞恥の波と一緒に揺れて押し寄せるのに、すぐにそんな思考を押し返しにくる九条くんのキスは麻薬だ。
「……良い子、」
「っ……んん、」
声もキスも、私が従順さを示すご褒美の様に与えられて。
それ欲しさに理性を飛ばす私はもう手遅れだと思う。
甘い甘い甘い……これが不足してた。
この匂いが、この声が、この感触が……。
九条くんが………
「っ……んあぁっ……」
「っ……!」
「っ…………いや、……ちょっ…あの……今のは……」
さすがに……理性さま急浮上だ。
うっかり『やってしまった』な自分の痴態には