Lingerie~after story~



うっかり理性を浮上させてしまえば今までの従順さにも羞恥が走って、抑え込めないそれが生理的な涙となって目元を熱くさせる程。

無意識にだ。

気が付けば記憶した彼の触れ方を真似て、どんどんと指先は薄手の布地の下に伸びていたらしい。

そのくらいであるのなら、ただ感触を確かめる程度のそれであるなら、さすがにこんな感情的な声を漏らしたりしない。

それがどう間違えたのか、意図とせず自分の指先が敏感である先端を掠めた瞬間に自然と口から零れてしまった甘ったるい声の響き。

さすがに流されまくってた本能だって、焦った理性には追いやられもする。

ひたすらに……死にたいくらい恥ずかしいPART2だ。

完全に羞恥に怯んだ状態で間近に捉えたのは九条くんの驚愕孕む表情で、そんな表情からの視線に耐えられる筈もなく逃げる様に俯いて再びソファの生地とのご対面。

ドクンドクンと跳ねあがる心臓煩い!

もうお願いだから余計な熱を上げないでよ!

あああ、もう、九条くんも黙らないで…

「っ__!!?」

「……誰が下向いていいって言ったの?」

「っ……」

く、九条くん?

瞳孔全開で滅茶苦茶恐い恐い顔してるって気が付いてる?


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