Lingerie~after story~



今だってだ、

「っ……あ…ん……」

閉じている口からも息継ぎの隙間に小さく漏れてしまう声。

そんな声を発生させる刺激は肌に落とされるイズミからの口づけだ。

腰のあたりにチュッチュッと、一定の感覚で落とされる口づけの刺激には今までの余熱もあってか変に感じて震えてしまう。

当然、そんなイズミも私さえも面白くないお人がいるわけで。

痛っ、いったぁぁ。

元々顎に絡んでいた力が気を引く様にグッと強まった事には、後方に向きがちだった意識も前方に引き戻されるというもの。

引き戻されれば……ああ、鬼神の様な九条くんの不機嫌顔よ。

「何、俺の事忘れてるの?何、イズミに触られて喜んでるの?ねえ?無自覚に浮気性もここまで来ると笑えないけど?」

「わ、私のせい?無自覚に浮気とか…っ…あんんっ…」

「てめぇは触んなって言ってるだろうがっ」

「あら、欲しがってるのにお預けされて、更には虐められてるミモリが可哀想だったものだから。私が甘ったるく慰めてあげようかと思っただけよ」

「っ…ふぁぁっ、」

「ミ~モ~リ~さ~んんん、」

「ヒッ…ごめっ……らってぇ……あっ…」

感じるなって、意識するなって方が無理でしょ!?

今キスされたの尾てい骨のあたりだからね!!?

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