Lingerie~after story~
決して感情的な怒り任せではなく、むしろじっくり丁寧にどれほどの好意かを示すような濃密な口づけには、こちらの方が感情に飲まれて逆上せてしまう。
好き。……好き。
九条くんが好き。
与えられるもの全てが気持ち良くて嬉しくて。
萎縮してしまう様な冷たい態度すら与えられないと不安になるなんてどうかしてる。
九条くん一色でいい。
そう思って完全にその色に染まりに飛び込みたいと思うのに。
「っ……ふぁっ…んん……」
「チッ……」
それを誘惑するように他色を示して、振り返った傍からどっぷりと甘さが鮮明な愛情を与えに来るのがイズミだ。
「んっあっ……やめっ……」
腰から背中から際どい個所まで。
落される口づけや甘噛みには今更堪える事も出来ず、感じたままの声が漏れてしまう。
「寧々、……可愛い」
「っ……」
そんな声音と一緒に熱い息と刺激が軟なお尻の位置に落とされ震えてしまった。
イズミはいつだって甘い、優しい。
一番私を理解して、私の意志を尊重しながら寄り添ってくれる。
好き。そう……好きよイズミ。
大切で、大好きで……大好きで。
恋愛……だったの?
私も?
気が付いていなかっただけでイズミが言うように、もうとっくに?
そう……、そうかもしれ__
「寧々、」
「っ…んん___」
ああ、もう……前から後ろから惑わさないで。