Lingerie~after story~




一瞬にして自分を回帰させた反動だろうか?

よくよく考えればアルコールも充分に摂取していた自分なのだ。

それに加えて今までキャパオーバーな扇情的時間も諸々、ツケを支払えとばかりに自分の思考は奪われ始めて視界が歪んだ。

ふらりと倒れ込んだ体を抱きとめてくれたのは九条くんらしい。

私を覗き込む逆さまの顔を見つめている間も着実に意識は薄れていって、そんな視界にイズミも入り込んできて、音にして落とされているのは私の名前らしい。

本当ね……無自覚に浮気だって言われても仕方ないってよく分かった。

よく分かる程……自分が2人とも好きなんだって。

好きなのよ……九条くんも、イズミも。

でも……最後のギリギリでもっとよく分かったのよ。

それを示す様に自分が動かした視線の先に捉えるのは……黒と水色のオッドアイ。

いつみても綺麗で……。

「…………私に……触っていいよ、爽は、」

「っ………」

どんなに誘惑されても結局惹かれて求めるのは黒と水色の色彩なんだって分かった。

思考よりもはやく、本能が九条くんを好きだって動いたもの。

それをなんとか音にして本人に告げたけれど……。

ああ、でも………限界。

限界を感じてしまえば、後は自分の意思関係なく、むしろ意思事全てズルリと沈んで意識を手放した。



アルコールと感情の起伏には気をつけよう。

数時間後に目覚めて一番に思う事。



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