Lingerie~after story~
自分の息が熱い事は分かる。
そんな唇を寄せられている彼はもっとずっと熱いと体感しているかもしれない。
そうだったらいい。
焼き付け。
「好きなの……」
「っ……」
「………困らせたいくらいに……好き、」
「寧々さ__」
「爽くん、」
「っ____」
我慢の限界だと、名前を呼んだ言葉尻には彼の首筋を食んでいた唇。
さっきの彼の様に全て取りこぼしの無い様に伝われと、巻きつけていた腕で抱き寄せて唇を押し付ける。
あっ……九条くんの心音が早くて強い…。
鼓動の変化事を感じ取っていた手が不意にスルリと絡めとられ、それに反応して唇を離すと、
「意地悪すぎるでしょ」
そんな言葉を頭で理解するより早くだ。
「っ!!?」
「もっと……触って」
掴まれ誘導された手が触れたのは彼の胸の上。
ピットリ押し当てられた掌に彼の心音や熱がはっきりと伝わるほか、厄介な事にこちらの羞恥を回帰させる効果のある胸の先の感触。
さすがにだ、……さすがに逆上せた頭にこの刺激は冷や水。
「っ……う…あ…」
「寧々さんの魔性には困る……」
「ご……ごめ…」
「もっと触ってほしいとか煽られるじゃない」
「っ~~!!?」
ゆ、指っ、指っ、熱い!!舐められてるっ!!食まれてるっ!!