Lingerie~after story~
「あんまりにも不器用な恋愛してるから突きたくなっちゃうじゃない」
「っ……そうよ、それっ!本当にあんまり九条くんを刺激してからかわないであげてよ」
「だって、あの九条を本気で弄れる場面ってなかなか無いのよ?」
「やりすぎだって言ってるの!ただでさえ九条くんは嫉妬しやすいしイズミと私の付き合いにも過剰に意識して歓迎モードでないのに」
「フフッ、ほーんとガキよねぇ。余裕がないったら、」
「もうっ、笑い事じゃないでしょ!?」
「あら、そんな必死になっちゃって」
「だって、完全に関係を断てとか言われたらどうするの?」
「フフ、なーに?私と縁を切れって言われるのがそんなにふあ…」
「不安だよっ」
「………」
あら……あらら…。
自分で驚くわ。
無駄に張った声と変に込み上げた感情と、その感情が形にならんとしてジワリ熱くなる目頭に。
って、何私涙ぐんでるんだろ!?
さすがのイズミもポカンとしてるじゃない。
何勝手に感極まっているのか。
異様に恥ずかしくなり熱くなった自分を必死に隠すように視線を泳がせてから体事向きを変えた。
なんとか零すまではしなかった涙にはセーフと安堵し、何とか平常に見せようと込み上げた感情を一緒に逃すように一息。