Lingerie~after story~
「俺を振り切ろうなんて寧々には100年早い。……いや、100年経っても出来ねえ気がするから離れられねえんだってのに」
「なっ…そ、そんな私出来ない子なんかじゃ……」
「今こんな風に押し倒されるような事になってグダグダな癖に?」
「っ……それは…」
「それに、面白いくらいに騙されやすくて本気で不安になる」
「へっ?」
一体何の事?
そんな疑問のままに視線を交差させると、すぐに戒める様に私の鼻をつまみに来たイズミの指先。
キュッと圧迫され、それに眉根を寄せたと同時に『バーカ』と呆れ全開の言葉まで付属されたかと思うと。
「俺がどこぞの御曹司のわけねえだろ」
「……………はっ?」
「俺、超ごく普通の一般家庭で育ったオネエもどきですが何か?」
「……………………っ…えええええ!!!?」
「いやあ、気合入れてお断りしたのに申し訳ないね。でも寧々ちゃんはやれば出来る子。本番もあの調子ではっきりきっぱりお断りするんだな、ハハッ、」
『ハハッ』ってあーた…。
いやいやいや、『ハハッ』じゃねぇから。
ってか……
「真面目にイズミが相手じゃないの!!?」
「あら、何?私が相手じゃなくてそんなに残念?なんなら本当に私と結婚して九条は間男枠に居てもらう?」
「そう言う意味の残念じゃないからっ!?私の決死のお断りが無駄打ちだった事実に衝撃なのよ!!」
何クスクスと笑って一人で楽しんでるんだ!!