Lingerie~after story~
「まあ、いいわ。私は絶対に賭け事に負ける気はないの。寧々ちゃんはきっとこのお見合いを受けるわ」
「その鼻高々、ぽっきりへし折ってこれ以上ない恋愛劇見せてあげるわよ」
バチバチと、漫画とかならお互い合わせた目の間で火花が散っていたんじゃなかろうか?
勝気な姉が自ら勝負を降りる筈もない、でも私だってこの事に関しては降りる気なんてない。
だとしたらこの勝負はどうあっても続行となるもので、結果がどうなるかは神のみぞ知る。
でも、負けたくない。……負けられない。
私がお見合いを受ける?
それだけ素敵な人が相手という事だろうか?
例えば徳嶺さん血が濃く穏やかでしなやかで、容姿だって受け継がれていればそれはもう美しいと言えるのだろう。
…………あれ?なんか想像したら良物件じゃない?
ごめんなさい。と断るには理由付けが難しい程素敵な人なんじゃ?
「フッ……、なんか揺らいでない?寧々ちゃん」
「っ…揺らいでない!九条くんが一番!」
「あら、じゃあ二番目はこの前来てた職場のオトモダチかしら?」
「っ!!!?」
「寧々ちゃんも隅に置けないのねぇ」
えっ?もうさ、何をどこまで知ってるのこの人?
どこまで盗み見たり盗み聞いてるの?
なんか一番敵に回しちゃいけない人と戦争してる気がしてきたんだけど?