Lingerie~after story~


スーツ姿のイケメンと、九条くんをと交互に視線を走らせるも当然正解は、

「えっと、なんか水守家のお嬢様が……その…大事なお話がある様で……」

ああああああ、すみません!!もの凄く後半言いにくそうにごにょごにょしてるっ!!

ごめんなさいっ!!スーツのイケメン付き人さん!!

そりゃ困りますよね!?はっきり言いにくい事あなたに宣言しちゃいましたわ私!!

ってか、っていうか……だとしたらつまりは何ですかっ?!

「く、九条くんが…お見合い相手っ!!?」

「はい?お見合い………って…………」

あ、あれ?違うの?

なんか物凄く『何言ってるんだ?』的怪訝な顔……、あ、でも……変わった。

引きつった不愉快顔に…。

「……………こっ…んの………ハメやがったな親父ぃぃぃ?」

「あれ?お見合いって言ってなかったかな?」

「言ってねぇし。ってか、そこだけじゃねぇよ!?」

ああ、九条くんお怒り爆発だ。

多分全ての事に私より早く合点がいったらしい彼の憤りは、未だ穏やかに笑う徳嶺さんに集中している。

そしてこちら側でも驚いているのは私ばかりで、紗々ちゃんも徳嶺さんと同じようにただ静かに微笑み傍観しているのだ。

これはあれだ……アレですね。

私も九条くんもなにやら踊らされて遊ばれたような?



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