Lingerie~after story~



そんな後悔もチラついた刹那、

「恥ずかしいからいいんだろ」

「………へっ?」

「躊躇うぐらい羞恥心疼いて、恥ずかしいくらいに素を晒し合って受け入れて赦しあえるから気持ちよくて依存するってものだろ」

「え…と、」

「可愛いよ」

「っ…」

「嫌われたくないって、迷って躊躇って恥じらう過程引っくるめて可愛い」

「っ〜〜〜」

「九条がそんな寧々の価値に気づかないで呆れて馬鹿にする節穴男なら…安心しろ」

「イズ…」

「そん時は遠慮なしに掻っ攫って俺がどっぷり愛でつくしてやるから」

あ、あかん。

イケナイと思う程にイズミ様の男前にドキュンと撃ち抜かれて赤面してしまった。

時々、本当にそんな自分にいちいち罪悪感を覚えつつだ。

罪悪感の代償を覚えながらもつい思ってしまうのだ。

この人の愛情とやらに溺れてしまうのはどれほど甘いものなんだろうと。

きっと困る程に糖度も依存度も高くて、抜け出さなくてはなんて危機感すら忘れてはちみつ漬けにされるんじゃなかろうかと思ってしまう。

確かにね。

イズミの言う通りなの。

他の味だって気にならないわけじゃないの。

自分を擁護するわけじゃないけれど、きっとそれは人間の当たり前の習性ってやつで知った味に色々種類があると分かればどんな味なんだろう?と興味を抱くのは仕方のない事の筈。


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