Lingerie~after story~
そんな習性を見事刺激して擽って誘いをかけているのだとしたらやはりイズミは狡くて巧みだ。
それでも、
「…九条くんは……節穴男じゃない」
「だったら結論は一つじゃない。あんたが恥を武器に変えて誘えばいい話」
「っ~~~だって…」
「もう、まだ『だって』とか言うわけ?今度は何が問題?」
「っ………どんな格好で誘えば……いいの?」
「…………」
「そ、その……ど、どんな格好が男心掴むとかわかんなくて……、毎日九条くんの作る下着つけてる私に勝負下着とか意味ないし……他の下着つけようものなら誘うどころか遺憾や嫉妬を買いそうだし………は、裸エプロンとか……が、頑張った方がいいの…かな?」
「………」
「………」
「………」
「……イ、イズミ?」
「…………はぁぁぁぁぁぁ。………あんたって……無知で可愛いけど…無知すぎて発想飛んでてビックリさせられる」
「え……だ、だって…」
下着がダメなら別の物身に着けてお色気発揮するしかないのかな?って、これでも真剣に考え込んだ末の結論だったのよ?
なのに、目の前のお人の心底悩ましく項垂れる姿にその結論は相当妙案であった事に気付かされて赤面する。