Lingerie~after story~
言葉を挟ませる隙すらも与えさせるものかと焦る心は何なのだろう?
それでも挟み込まれる声音にその都度焦りを煽られて、言ってはダメだと唇を塞いで舌を絡めとって。
『待って』と、これ以上お預けを食らうのを拒んで遮ろうとしているみたいだ。
実際…そう。
だから『待って』なんて響きに過敏に反応して、焦って切り返した声音の震えることといったら。
「待った……もん」
「……寧々さ…んっ__」
「___っは、私……待ったよ?」
「いや、だか……っ___」
「__はぁ……お願い……触らせて、」
「っ……」
「私に……触って……」
言葉のままに、気が付けば彼の手を自分の胸元に誘導して押し当てていた自分の手。
触れた感触で身に着けているのが彼の服のみである事は充分に伝わっていて、ほんの僅か驚愕に揺れた彼の双眸を捉えると再び唇を重ねてから余裕の無い息を吐いて見せた。
なんて……恥ずかしい自分の姿。
後々に思い出したら自分を殺したいくらいに羞恥の対象の時間じゃないだろうか?
でも……どうしても……抑えきれないんだもの。
後々の羞恥心より……
「っ……限界……」
「っ……」
もう無理だから食べさせて。
そんな堪え性なしに彼の首筋にカプリと甘く歯を立てて、そっと服の中に忍ばせた指先で彼の腹部をそっと撫でた。