Lingerie~after story~
私の心中を見事読んだ指摘と、その直後に自分が悪いと認める様な『ゴメン』の響き。
なのにその表情は全く悪びれてはおらず、甘えるような笑みで私の胸元に口づけながら私の双眸を見つめ返してくるのだ。
悔しながら……むっちゃ可愛いんだけど。
そんな風にあっさり絆されかけていたというのに。
「っ…ひぁっ……ま…九条くんっ」
「だって、ミモリさんが可愛すぎて、」
なんなのその理由!
そんな理由で押し通せると思うなよ!?
と、強がれるのは心の内だけで、実際は私を翻弄しにくる彼の指先からの刺激に悶えるばかりだ。
さっきまでまるで扇情差を持たなかった接触からの延長、指先が胸を揉みこみながらまだ柔らかみのある胸の先を擽るように弄ってくるのだ。
更には先手の様に片手の熱は背中に回り、逃げ腰にならぬようにと抱き寄せられ首筋には彼の唇が這わせられ、熱い息を焼き付けられる。
そのまま……。
ボスンと背中にベッドのスプリングを感じ、素肌にヒヤリとしたシーツの感触を覚えてしまえば……発火。
上っ面の皮膚に感じる空気は冷たいとさえ思うのに、体の内側は轟轟と炎が滾るかのように発熱していて。
うっかりまともな呼吸の仕方さえ忘れて混乱に陥るのだから堪らない。