Lingerie~after story~
私の告白の後何故か音も発さず動きも見せない彼にも変な意識が走ってしまって。
まさか今の私にドン引きしているのでは?とますます泣きたくなる予想まで働き涙腺まで疼いてきた刹那だ。
「……やっぱり、ミモリさんって好き」
いや、何その改まった告白。
静かな空間に響いた言葉は決して感極まったような感情的一言ではなくて、しみじみと実感したような口調には意識を引かれて枕から顔を上げた。
そうして捉えるのは口調のままに、しみじみと私を冷静に見つめる彼の綺麗な無表情で、さすがにポカンとその姿を見つめ返していると。
「俺が綺麗すぎてとか言う理由じゃないんだ」
「ど、どんな己惚れ発言かな?いや、確かに恐ろしい程端麗な顔立ちではあるよ。それも理由の一つではあるけどもさ」
「でも、それが一番の理由じゃないんだ?容姿に対する感覚より俺が好きだからっていう理由のが先にくるんでしょ?」
「いや…えっ?それが……普通じゃなくて?確かに九条くんは綺麗で、そういう部分も含めだけどさ。それはなんていうのかおまけに過ぎなくて……私が好きになったのって九条くんが私の寂しさに寄り添ってくれた優しさにだもの」
「……好き」
「っ!!」
「俺本当、ミモリさんしかいらない」
ええええええ!?