極上の愛をキミへ
その日、あたしは一晩中泣いた。

布団から出た時、それはそれは酷い顔をしていた。

目は腫れているし、クマは出来ているし。

少しでもまともな顔に戻すためにスキンケアを行い、会社へと向かった。

会社に行けば、嫌でも朝比奈と顔を合わせなければイケない。

それが嫌だからと言って、社会人のあたしが出勤拒否を出来る訳もなく・・・

重い足取りで、会社の中へと足を踏み入れた。

普段通りを装い、自分の席で仕事をする。

いつもの時間になり、憂鬱な気持ちをひた隠し、朝比奈の部屋へと向かう。


__コンコンッ__


ノックをし、部屋へと入る。


「おはようございます」


コーヒーを机に置き、スケジュール帳を開く。


「今日のスケジュールですが・・・」

「結衣・・・」

「今は仕事中です。プライベートの話は、お控えください」


キッパリと一線を引き、スケジュールを説明する。

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