極上の愛をキミへ
栄養ドリンクなんて、ただの気休めだ。

でも無いよりは、良い。

相澤が言ったように、朝比奈のプロジェクトはこれから忙しさを増す。

自分のミスで足を引っ張らないように、気を引き締めなければ・・・

パンパンッと頬を叩き、仕事へと打ち込んだ。

その日から、栄養ドリンクがあたしの相方に変わった。

バタバタと忙しい日々に追われ、家には寝に帰るようなハードなスケジュール。

朝比奈と余計な話をしなくても良いよう、先手先手で仕事をこなす。

気付けば、月日はあっという間に流れて行った。

そして朝比奈のプロジェクトも大詰めになった頃、事は起きた。


「高梨さん、すいません」


出勤したあたしに、朝比奈のプロジェクトに関わっている子に頭を下げられる。

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