極上の愛をキミへ
とりあえず、場所を確保しなきゃ・・・

課長のことをスルーし、あたしは付き合いのあるホテルや施設に片っ端から電話を掛けた。

でも、みんな返事は同じで・・・

会場が押さえられても、料理やスタッフの手が足りないとか・・・

全て、断られる。

これで見つかるのなら、誰も苦労しないか。

どこかに、落ちてないだろうか?

小さくてもいいから、突破口の入り口を見つけないと・・・


「送別会は、来月オープンのこのホテルにしよう!」


送別会なんて、どうでも・・・

課長が見せてきた、チラシに視線止まる。


「お、高梨も食いついたか!!来月オープンの宮園グループのホテルだ」


宮園グループ、か。

今まで、1度として付き合いがない。

< 140 / 285 >

この作品をシェア

pagetop