極上の愛をキミへ
でも、そこに行かなきゃ話は出来ない。


「今から向かいます。時間を、作って頂けますか?」

『夕方なら、大丈夫だろう』

「わかりました。なら、あたしも今から向かいます」

『あぁ。ご飯でも一緒に取りながら、話をしよう』

「よろしくお願いします」


あたしは詳しい場所を聞き、電話を切る。

急いで新幹線の時間を調べ、荷物をまとめる。

遠出をするので1度家に帰りたいが、そんな時間はなさそうだ。

このまま、直行するしかないか。

多めの荷物たちを手に、席を立つ。


「ちょっと、○○まで行ってきます」

「え?今からですか?」


秘書課の残っていた子に言うと、驚いた顔をされる。


「課長には、後で連絡入れる。じゃ、あたし急ぐから」


そう言い捨て、足早に会社を後にした。

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