極上の愛をキミへ
そんな男の言う事を、素直に聞いて良いモノなのだろうか?

いろいろ頭の中で自問自答してみたが、良い解決策が見つからなかった。

そうこうしていると、男の温もりが少しずつ離れていく。

周りを確認すると、どうやらタクシーの中のようだ。


「家、どこ?」


一瞬悩んだが、素直に家の場所を教えた。

それと同時に、タクシーは動き出す。

・・・あ、ヤバいかも。

車独特の心地よい揺れに、睡魔が襲ってくる。

さっきの場所から家まで、そう遠い距離じゃない。

10分、15分の距離だろう。

頑張れ、あたし。

寝るな!寝ちゃ、イケない。

必死に睡魔と闘ってみたものの、結局はあたしは睡魔に負けてしまった。

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