月が綺麗ですね
「何を考えている?」
「........」
「進藤っ!」
「えっ!?あ、はい」
驚いた顔はきっと間抜けだったはず。
「どうした?まさか俺を前にして緊張しているのか?」
「き、緊張...ですか?」
「ああ、膝がわずかに震えているし、両方の手のひらも硬く結んでいる」
「あっ」
私は思わず握っていた拳をほどくと、体の前で両手を重ねる。彼はそれを見てクスクスと笑い出す。
「副社長?」問いかけて私は不思議顔になった。
スッと、彼は立ち上がり、
「逢いたかった。お前の顔をもっとちゃんと見せてくれ」
長い指が私に伸びると、顎をクッと持ち上げた。
.....!!
一瞬で頭は真っ白になってしまう。そのくせ心臓はドキドキと激しく高ぶる。
「俺がいない間、寂しかったか?」
「...あ、あの」
震えて声が上手く出てこない。
「........」
「進藤っ!」
「えっ!?あ、はい」
驚いた顔はきっと間抜けだったはず。
「どうした?まさか俺を前にして緊張しているのか?」
「き、緊張...ですか?」
「ああ、膝がわずかに震えているし、両方の手のひらも硬く結んでいる」
「あっ」
私は思わず握っていた拳をほどくと、体の前で両手を重ねる。彼はそれを見てクスクスと笑い出す。
「副社長?」問いかけて私は不思議顔になった。
スッと、彼は立ち上がり、
「逢いたかった。お前の顔をもっとちゃんと見せてくれ」
長い指が私に伸びると、顎をクッと持ち上げた。
.....!!
一瞬で頭は真っ白になってしまう。そのくせ心臓はドキドキと激しく高ぶる。
「俺がいない間、寂しかったか?」
「...あ、あの」
震えて声が上手く出てこない。