月が綺麗ですね
「俺が教えられる領域が残されていて良かった」

「.....領域?」

「その先は俺がお前に教えてやる」


再び顔が近づいてくる。


「やっ...えっと、その...け、結構です」

ギョッとして彼を見返すと、彼の顔に手をあてて押し返す。


「遠慮することはない」


ニヤリと笑う口元がリアルだ。
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