王星×神帝 幻の闇王(仮)1
カレーを作り終えた頃には、
王星と莱夢さんはダラダラとソファーで寛いでいた。
さっきまで寝ていた世愛は、
皿を出すのを手伝ってる。
世愛が出した皿にカレーを盛りつけると
世愛がそれを運んで行く。
鷹さんは、スープとサラダを皿に盛りつけてる。
世愛と一緒に、カレーやサラダを運び終えると
王星と莱夢さんがテーブルに集まってきた。
椅子に座って食べようとする莱夢さんに
「おい。
お前ら、何食べようとしてんだ?
あぁ?お前ら、何か手伝ったか?
世愛が珍しく手伝ったかと思えば、
お前らは何もせずに…」
と珍しくお怒りの鷹さん
まぁ、確かに。
いつも自由に動き回る世愛が珍しく手伝ったな…。
「い…いや…それは…」
と焦る莱夢さんに
「いつもより、人数多くてこっちは作るの疲れてるんだ。
お前ら、後片付け担当な?
絶対、後片付けしろよ?
帝が目覚めるまで、俺はここにいるからな?
お前らもここに居るのなら…
料理は、作ってやるが後片付けはしろよ?」
と言って椅子に座り、カレーを食べ始める鷹さん。
俺達も椅子に座りカレーを食べ始めた。
「俺、お腹空いてただけなんだけど」
と世愛が隣でボソッと言ってたが
まぁ、そんなことだと思ったよ
と思いながら世愛の頭を撫でた。