碧眼の副社長は愛をささやく
ぎゅっと抱きしめられる。

「君の全てが欲しい」

その言葉に、エリックの首に腕を回す。

心臓がどきどき言って、早鐘を打つ。

エリックは私を、お姫様抱っこをして、移動し、ベッドに横たえる。

「僕のプリンセス」

そういって、覆いかぶさり、再び口づける。

エリックの手が、胸元に伸びる。

「この時をずっと待っていた、もう離さないから」

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