ぶっ壊れるほど愛してる


まあいいだろ。
どーせあいつだし。
すげー不味いもんでも作ってやろうかな。


デスソース…ぷぷっ。



勝手にキモい妄想を繰り広げながら昼間が洋食だったので和食にした。


煮魚にしよう、うん。



ご飯を作り終えてテレビを見てたら奴が帰ってきた。



「おかえり〜」
テレビを見ながら荷物の中に埋もれてた日本酒があったから一人で飲んでるあたしはあいつに声をかける。


あいつは目を見開き嬉しそうに、


「ただいま、華」

って言ったんだ。
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