愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
連れてこられた小洒落たカフェの椅子に腰を掛けた途端、海生がテーブルにつくほど頭を下げた。
「本当、、、この前はごめん。君の事、誤解してた。あのショーを見てから、、、君の見方が180度変わったよ。君の才能には驚かされた。正直、ゾクゾクした。長い事モデルの仕事してるけどあんな服、着てみたいって思ったの初めてだ。同時に、君の仁に対して想いも伝わった。、、、ショーの最後に観客席で見えた君の横顔は余りにも綺麗で目を逸らせなかった。あんな顔で、自分も見つめられたいって思ったよ。真澄ちゃんが好きだって思った。」
そう言って手を握られた。
突然の事でパニックになる。
彼は仁の友達で、しかも自分に対してあまり好意的じゃ無かった。
どちらかと言えば、敵視しているような、、、、そんな印象だった。
「あ、、あのっ、、なんでっ、、、、?」
「人を好きになるのに理由がいるの?もしまだ仁と男女の仲になってないなら俺にしない?」