愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
「っ、、、!?」
熱い視線で見つめられ、冗談を言っている様には見えない。
実は彼も調べた中で候補の1人だった。
現役モデルだった彼は、自分の魅せ方も服の魅せ方もやっぱり一流だった。
でも彼はこれといって欠点がないというか、何もかも持っているようだった。
だから直ぐに候補から外した。
それなのに、何故彼のような完璧な人間が自分のような何も無い人間に好意を?
経験のない自分をまたからかっているんだ。
冷静を装って静かに答える。
「ありがとうございます。でも私は仁さんの妻です。彼以外だなんて考えられません。お陰様で愛は有りませんが、抱いて下さいましたよ。本当に、、、優しい人、、。」