愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~


「いいえ、、暫く距離を置きたいと言われてしまって、、、。でも入院するのが彼の居ない時で良かった。彼、凄く優しいのできっと無理にでも側に居てくれようとした筈ですから。」






ふふっと困ったように笑う。

泣きながら笑うその様は、本当に酷い顔をしているに違いない。


心配そうな顔をしながらオーナーが戸惑っているとバタバタと走る物音と共に激しくドアが開く。










「真澄ちゃんっ、!!!大丈夫?!」

「美加子さん、、すみません。ご迷惑をお掛けしてしまってっ、、、。」

「いいのよっ!連絡してくれて良かったわ。、、、えっと、、こちらは?」







叔母さんはベットへと駆け寄り、心配そうに顔を覗き込んだあとにオーナーの方に顔を向ける。





「東雲さんと同じマンションの住人の南です。あのマンションのオーナーでもあります。エレベーターで彼女が倒れているのを見つけたものですから、この病院に運ばせていただきました。」

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