愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
「まぁ!それはご親切に本当にありがとうございます。」
ぎゅっと手を握って、薄っすら涙を浮かべながら何度もお礼を言う美加子。
「いえ、とんでもありません。、、、では私はこれで失礼します。」
苦笑いしながら、オーナーは颯爽に去って行った。
「それで?どうして入院に??」
「はい、私もまだ聞いていなくて、、、先生をお呼びしますね。」
ナースコールを押し、先生に来てもらう。
暫くして医師がやって来て、神妙な面持ちで美加子と一緒に医師の言葉を待つ。
「では、、、今回入院の件ですが、病気ではありません。強いて言うなら、貧血に栄養失調、そして過度の疲労です。危険な状態にあるのは貴方ではなく、お腹のお子さんです。」