愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
コーヒーとココアをお盆に乗せ、テーブルに置いて向かいに座ると上から下まで美加子に見られる。
「真澄ちゃん、、全然お腹出てないのね?もしかしてちゃんと育ってないと、、か?」
少し弾んだ声がして顔を傾げる。
「いえ、ただ目立たないだけで問題なく育っているみたいです。今日7ヶ月検診に言って来ましたし。エコー写真も、、、っ、、!」
そういってポケットに入れた筈の写真が見当たらず焦ってしまう。
「そう、、、、順調なのね。」
美加子の小さな呟きは聞こえず、軽くパニックになって探しまわる。
何処かに落として来てしまったのだろか。
落ち込んで椅子に掛けて気持ちを落ち着かせようと、ココアを口にする。